■本当に正しいパッティングストロークとは何か?
前回の記事で
「パッティングで真っ直ぐにストロークするのは間違い」
という話をしました。
今回は
「では、どのようなストロークが正しいのか」
という話をします。
結論から言うと
「インサイドインが正しいストロークである」
となります。
「インサイドイン」
と言っても、
「何に対して、インサイドなのか」
ということが重要になります。
ここでのインサイドインとは、
「目標とボールを結んだ線に対して、パターヘッドがインサイドインに動く」
という意味になります。
※黄緑が目標とボールを結んだ線
※赤の点線がストロークの軌道
「じゃあ、インサイドインだったら、どんなストロークでも正解なのか?」
と思うかもしれませんが、
「そうではない」
ということになります。
インサイドインなら何でも良い、ということなどありえません。
「あるライン」に沿ってストロークするのが、正解なのです。
その「あるライン」とは、
「オンプレーンのライン」
です。
ショットでは「オンプレーン」「オンプレーンスイング」という言葉を良く聞くと思います。
が、実は、パッティングにもオンプレーンが存在します。
パッティングにおけるオンプレーンを、私は
「パッティングストロークプレーン」
と呼んでいます。
そして、このパッティングストロークプレーンに沿ったストロークを
「オンプレーンストローク」
と呼んでいます。
この、パッティングストロークプレーンに沿ってパターヘッドを動かすことが、正しいストロークである。
そう、私は確信しています。
パッティングストロークプレーンに沿ったストロークをすると、さまざまなメリットが発生します。
そのメリットは、
・再現性が高い
・体にとってスムーズな動作になるので、パターヘッドやフェース面の狂いが少なく、結果、方向性が良くなる
・距離感が出しやすくなる
・転がりが良くなることで、距離感、方向性が良くなる
というものです。
なぜ、オンプレーンストロークをすると上記のようなメリットが得られるのか。
オンプレーンストロークとは、どんな動作なのか。
それらの内容は、また次回、説明します。